【Fusion】キッチンの3Dモデリング

#fusion

はじめに

Fusion360でのモデリング第06弾

力づくでも、大丈夫!
キッチン3Dモデリング編
~スケッチ、押し出しを多用した3Dモデルづくり~

頭の中に「こんなものをつくろうかな」というイメージがあれば、操作に慣れていなくても大丈夫!
課題をこなすだけでは、なかなか習得しにくいなと実感します。
ソフト習得という観点だけで見ると効率が悪いと言われるような気がします。
「こういうことがしたいんだけど、どうするの?」で調べて、試してみるというのが私のスタンスなのです。

今回は、かなり力づくな方法です。
こういうものつくりたいなーという想いを前面にした3Dモデリングです。
CADソフト習得の、モチベーションを下げないためにも、必要な遠回り。

機能をもっと使いこなせるようになると、あちこちでムダな作業が気になります。
ムダな作業だらけで、こんな面倒なことをしていたのねと自分が恥ずかしくなることも…

今回使う機能

  • スケッチ
  • 押し出し/切り取り
  • フィレット
  • 分割

オリジナル撮影ブース

ダイソーでMDF材110円6枚、ハンドメイド作品を飾るための小スペースをつくるのに最適です。

1組あると、つくったものを配置しなおすことで、いろいろな写真が撮影できます!

MDF材(1辺10cm)でつくった撮影ブース

卵焼きデニッシュいただきます♪

キッチン3Dモデリング

MDF材3枚を組み合わせ状態からスタート

概形押し出し

キッチンの土台となる直方体を押し出し

これを加工していきます

水回り

切り取りするエリアの設定

切り取り

フィレット(丸み)をつける


IH

IH面に円形のスケッチをしたあとに、押し出しでIH部分を表現

台所横の収納

カラーボックス配置

換気扇

MDF材の壁からスケッチ

扉、蛇口

鍋やボウルといった食器が収納されている収納スペースの扉配置

蛇口、排水溝追加

小物の追加

皿と踏み台を配置して完成

キッチンの高さが約4cmあるので、ドールハウスの住人を配置する場合、身長が足りない場合があるかもしれません。
1段高くなるような踏み台を配置することで、小さい住人でも背が届くキッチンになります!


おわりに

3Dモデル第06弾

Fusion360でキッチン3Dモデル作成
基本機能だけで、作成できます。
そのかわり、非効率な部分が多く含まれています。
こんなのつくりたい!という想いをうまく使ってソフト習得というゴールに向けて大きな1歩

機能を使いこなすことで、より早くつくれるようになると思います。

トータル:1時間

※力づくでつくるとこのくらい時間がかかります。

初心者🔰脱出:ショートカットを覚えよう

詳しい情報は「Fusion360 ショートカット」検索すると、公式HPがあります。

ボディを選んで「a」:外観設定
右クリックで外観を選択するよりも、操作が早いです。

ボディを選んで「v」:モデルの非表示
対象のモデルを非表示に、見えなくなり、マウスで触ることができなくなります。

今回の作品つくりでは、MDF材の壁が時々ジャマになる場面があります。
「見えない!」「見えにくい!」と思ったときには、しばらく使わないモデルを非表示にするのです。
見える画角まで、マウス操作でぐるぐるしているのが、時間を盗まれる要因でした。

超基本なショートカット、メモ帳やエクセル、ワードと同じ意味合い。

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