はじめに
Fusion360には、コンフィギュレーション機能という便利な機能が実装されました。
ミニチュア作品を簡単に作れるように、この機能でどんなことができるのか整理していきます!
コンフィギュレーション機能を使ってみよう♪
直方体
最初は超基本?
直方体から使ってみましょう!
設定したユーザパラメータ
幅、高さ、奥行きというユーザパラメータをつくります。
変数 | 説明 | 初期値 |
幅 | 直方体の幅 | 10mm |
高さ | 直方体の高さ | 10mm |
奥行き | 直方体の奥行き | 5mm |
3Dモデル
上記で設定したユーザパラメータを使ってモデリングしていきます。
①2Dスケッチで幅×高さを作図
②奥行き分の押し出す
すでにユーザパラメータとして値を入力しているので、モデリング中は変数を入力する必要があります。
コンフィギュレーション機能の設定
条件を切り替えたい変数を使います
今回は、幅、高さ、奥行き
設定したすべての変数を使います
条件 | 幅 | 高さ | 奥行き |
条件1 | 5mm | 10mm | 15mm |
条件2 | 10mm | 5mm | 10mm |
条件3 | 5mm | 5mm | 5mm |
プルダウンで条件1~3を切り替えてみましょう!
条件1
条件2
条件3
入力していた条件ごとに形状がすぐに変わることがわかります。
プルダウンで条件を選ぶと、ユーザパラメータと値に応じて3Dモデルの形が即座に変化します。これまでは、数値を変えるたびに寸法に一つずつ入力しなければならず、とても手間でした。また、元に戻すには同じ作業を繰り返す必要があり、効率が悪かったです。
コンフィギュレーション機能を活用すれば、モデリングのスピードが上がります。
おわりに
Fusion360にコンフィギュレーション機能が実装されました。
プルダウンで条件を選ぶだけで、ユーザパラメータと値に合わせて3Dモデルの形がすぐに変わります。これまでは、寸法を一つずつ入力する必要があって、とても時間がかかりました。また、元に戻すのも同じくらい大変でした。
新しい機能を活用して、さらに素晴らしい作品を作れるように頑張ります。